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外は雨…
雨はなんでこうも人の気持ちを不安定にさせるのだろう。

「お前は何がしたいんだ…?」
ガラリと言う音を立てながら聞こえてくる声にふと視線を遣る。
「やぁ、兄さん。」
視界に入ったのは自分と同じ顔。違うのは髪型。 その顔に俯せになりながら語尾にハートマークが付くように笑顔で声を送る。
そんな俺に双子の兄の充は顔を顰め溜息を吐き俺の顔の横に腰を降ろした。

「俺は『何がしたいのか』って質問をしているんですけどねぇ。」
「んー…敢えて言うなら、兄さんが俺のことだけを考えて貰えるように。」
にこりと笑って冗談交じりに答える。
実際は、本当に思っていることだけど…
すると充は俺を覆うように後ろから両手を机に着き、俺の耳元に唇を寄せた。

「俺がいつも考えているのはお前だけだ…」
甘く囁くように充が言った。

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