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甘くて深いキス 

足りない言葉を満たすのは、一つ一つの行動。
だから、俺の場合言葉よりも行動が大切だと思ってる。


「触りすぎ」
「……んー?」
「不思議そうにすんなっ!」
触りすぎ、だと言われ何のことだろうか?ときょとんとしていると、べしべしと空雅を堪能するように触る手を怒られながら叩かれた。

「うわっ、良くあんなに食えるよな…」
俺の手を叩きながらテレビでやっているスイーツ特集を怪訝そうに見つめ呟いた。
調度、特集ではケーキバイキングをやっていて、テーブルの上にはいくつものケーキが並べられている。
空雅は甘いものが嫌いで、あんなに食べているところを見ると逆にこっちが吐き気するとか言う。
逆に俺はケーキとかお菓子とか食べるのも作るのも好き。


「………美味しそうなのに…」
「晴人のは美味いけどさ…」
「………隠し味は愛……」
「んなこと、サラリと言うな!」
空雅にキスをしながら言ったら、空雅は顔を真っ赤にしながら俺の顔を押し返した。
照れながらもちょっと嬉しそうにしてる空雅が可愛い…


「………」
「…何だよ…」
頬を撫でながらジッと見つめていると、照れ臭そうに目を伏せる空雅へまた口付ける。
すると、また俺の顔を押し返された。

「いつも急にすんなって言ってんだろっ!!」
「……言ったら良い…?」
「え、いや、それは…えっと…」
「…顔真っ赤……」
「うるせぇ!!」
ダメだとか否定や拒否はしない。
それが嬉しくて思わず顔が緩む。

「…あ……」
「………ん?…何…?」
「笑った…」
「………感情くらいあるんだけど…」
「それは分かってるんだけど…晴人ってあんまり笑わねぇから…俺と居てもつまんねぇのか、とか思うんだよ…偶に…」
寂しそうに呟く空雅の頭をポンポンと撫でる。
俺は自分でも分かっているけど、言葉の数は少ないし、表情もあまり変えるほうではない。
感情の起伏があまり無いのか、反応も薄い。…らしい。

「…っん…何すんだよっ!」
「………キス…」
怒る空雅を余所に再度口付け、ゆっくり舌を捻込んでいく。
最初は離れようと藻掻いていた空雅の手も俺の首に巻き付け、キスに答えてくれる。

「…っはぁ……」
唇をゆっくり離すと、空雅から熱っぽい吐息が洩れ、俺をキッと睨む。
「…………嫌だった…?」と、聞いてみると、空雅は何か言い難そうに視線を泳がせた。

「…嫌な筈無いだろ……晴人好きなんだから…」
俺の耳に届くか届かないかと言うほどに小さな声で呟く空雅の顔は耳まで真っ赤。
そんな空雅が可愛くてまた口付けていく。
今度は、深くゆっくりと堪能するように……

空雅のキスはどんな甘いお菓子よりも好きだから、いつでもどこでもキスしちゃうけど、許してな?







御題:甘くて深いキス(未知の未来様の「大好き」より)

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